ジェネリック薬の副作用は先発薬(プロペシア・ミノキシジル)とほぼ同じです
薄毛に悩んでいる人が使う治療薬には色々な種類があります。 たとえば、プロペシアは厚生労働省から認定を受けている薄毛治療薬の一つです。 だけど、実際にプロペシアやミノキシジルといった薬品を使うとなると、価格の高さに悩まされます。 たとえばプロペシアの場合、受診料を含めて7000円〜1万円は毎月かかってしまいます。 「費用を抑えて髪を守りたい」そこで考えたいのがジェネリック医薬品の採用です。
ジェネリック薬にはどんな副作用があるのかを見ていきましょう。
■ジェネリック医薬品と通常の医薬品との副作用の相違
基本的にジェネリック医薬品は、通常の医薬品と同等の効能を持ちます。 また、成分もほとんど異ならないので、副作用的にも通常の医薬品と同じであると考えられています。 ただ個人輸入で取引されるものの中には偽薬が含まれるケースもあります。 正規の薬と違って予期しない副作用が起きる場合もあるので注意しましょう。 認可されていない以上、自己責任となってしまいます。
通常の薬と成分が同じなので効果も副作用もほぼ同じ
悪徳業者が流通させるものは成分不明なものもあり、予期しない副作用も
■具体的な副作用とは
では、具体的にジェネリック医薬品の副作用とはどのようなものでしょうか。 過去によく使われていたジェネリック医薬品としては、フィンペシアというものがありました。 しかし、この薬品にはキノリンイエローという発がん性の疑いのある添加物が使用されていました。 薄毛の治療のために、がんのリスクは背負いたくないですよね。 そこで、販売されたのが、エフペシアです。 このエフペシアはプロペシア治療薬の価格の3分の1ほどで購入できます。 また、副作用としては、肌がかゆくなったり発疹が起こるといった普通の薬の副作用とそんなに変わるところがありません。
過去に人気のあったフィンペシアには発がん発がん物質キノリンイエローが含まれていた
エフペシアは安価だが発がん性の物質は含まれていない
■男性的な機能障害が副作用として発生するのか
一部で言われている副作用として男性の性障害が起こる可能性が示唆されています。 確かに、性欲減退や精子数の減少があったというデータも取られていますが、実際に服薬している人の中で、そのような症状を訴えている人はほとんどいないのが現状です。 ある調査ではプロペシアの性機能に関する副作用はおよそ1%程度とされています。 ジェネリック薬であってもだいたい同じくらいの確率であると考えておいて良いと思います。
もし何かあった場合は、必ず医師に相談するようにしてください。