ＡＧＡの特徴的抜け毛対策には優しい頭皮ケアを
普段生活をしていると、自分の抜け毛の量なんてあまり気にしませんよね。 髪の毛は誰でも生え替わるもの、毎日の多少の脱毛は当たり前のことと認識しているはずです。 しかし、ふと気が付けば、「ごっそりと髪が抜けて排水溝に溜まってる・・・」なんてこともあったりします。 ストレスやその他の要因の可能性もありますが、男性ならばＡＧＡを疑うべきかもしれません。
■ＡＧＡの脱毛は特徴的です
ＡＧＡは20代〜50代の成人男性のうち3人に1人が発症しているといわれています。 「今はフサフサだし大丈夫」と安心していても、ＡＧＡはいつでも誰でも発症する可能性があるのです。
ＡＧＡはその抜け毛に特徴があります。健康的な状態ならば、それなりに育った太く長い毛が抜けていきます。 しかしＡＧＡが発症すると、育ちきっていない細く短い抜け毛が目立つようになるのです。 ＤＨＴによってヘアサイクルが乱れ、成長が不十分なまま抜け落ちてしまうことが原因と考えられます。
抜け毛の量も普段よりも増えると言われています。 誰でも毎日50本〜100本程度の抜け毛はありますが、ＡＧＡになるとそれよりも明らかに脱毛が増えていきます。 個人差はあるものの、「最近抜け毛が多いな」と気になるようなら、ＡＧＡを疑ってみてもいいかもしれません。
ＡＧＡの抜け毛は細く短いという特徴がある
明らかに脱毛が増えたらＡＧＡを疑ってみるべき
■シャンプーを乱雑にしていませんか
AGAに悩む男性には、先に述べた排水口の髪が原因でAGAを疑い始めたということが、よくあります。 治療を進めるのと同時に頭皮ケアについても見直した方が良いでしょう。 男性は普段シャンプーをする際に、髪を乱雑に洗う方が多いです。 例えば、頭皮に爪を立ててごしごしと洗うなんてことありませんか？これは、ちょっとした刺激があることから自分は気分的にスッキリとしますが、頭皮にはかなりの悪影響となっているのです。ごしごしと洗うことで、頭皮に小さな傷がつき毛根にも傷をつけてしまいます。育毛には良くないのはおわかりですよね。 また、雑に髪を洗うと髪がもつれやすくなるというデメリットもあります。絡まった髪が互いに影響し合い、引っ張り合って抜けてしまうなんてこともあるんです。
また、AGAの毛根は毛を支える力がかなり弱くなっています。 そんな時に、無理にシャンプーすると髪があっさりと抜け落ちるなんてこともあるでしょう。 今残っている髪の毛は大切にしたいもの、悲しい事態を回避するためにも、丁寧に髪を洗ってあげることが大切です。
頭皮や毛根を傷つけるので爪を立ててシャンプーしてはいけない
髪を乱雑に洗うとからまりやすくなり脱毛が増えることがある
■ＡＧＡ克服には正しい治療と優しいケアが大切
ＡＧＡは放っておけば細く短い特徴的な抜け毛が増え、生え際や頭頂部が薄くなっていく進行性の脱毛症です。 しかし正しい治療さえすれば、その進行を止めることができ、フサフサの髪の毛を取り戻すことは不可能ではないのです。 病院でプロペシア服用を始めとしたＡＧＡ治療を始めましょう。細く短い特徴的な毛が、太く長い正常なものに戻るはずです。
また、病院での治療とともに頭皮のケアも怠らないようにしましょう。特にシャンプーは直接頭に触るわけですし、重要なポイントとなります。 乱雑に洗うことはしないで、優しくゆっくりと頭皮をいたわってあげてください。
正しい治療と優しいケアをしていけば、ＡＧＡの特徴的な脱毛は必ずなくなっていきます。頑張ってくださいね。