ＡＧＡの治療を行う上で一番気になるのが、治療にかかる費用ですよね。 一般に、１か月のプロペシアの処方を目的とする診療を受けるだけでも、１万円前後かかってしまうと言われています。 ＡＧＡの治療に健康保険が適用されない以上、治療費の全額が自己負担となってしまうのです。 確かに、薄毛を何とかしたいという望みはあっても、さすがに毎月１万円もかかるとなると財布が辛くなってきます。 そこで流通しているのがジェネリック医薬品です。
■ジェネリック医薬品の魅力
通常の薬は特許を取っており、特許期間が続いている間はその市場を独占します。しかし、特許期間が過ぎ同様の薬を製造することが可能になるのです。 ジェネリック医薬品は、このような特許期間経過後の後発医薬品を指します。 先発薬に比べて安価で入手することができます。 もちろん、同様の成分を配合していることから、効き目は先発薬と同様の効果を期待できます。
ジェネリック薬とは特許期間後の後発医薬品
含まれる成分は同じで薬効は先発薬と同様の効果が得られる
■ジェネリック医薬品をＡＧＡ治療に取り入れる
さて、ＡＧＡの治療に用いられるジェネリック医薬品ですが、日本の病院で処方を依頼しても購入できないケースが多々あります。 その理由としては、海外で流通しているジェネリック医薬品であっても、日本では厚生労働省の認可が下りていないため、購入できないのです。
そこで、活用している人が多いのがインターネットでの個人輸入です。 インターネットでの個人輸入は薬事法上、医薬品部外品は通常量の２か月分であれば購入できますし、処方薬であっても１か月分であれば購入できるとの定めがあります。 そのため、ジェネリック医薬品を購入している人の多くは、個人輸入を通じて海外から薬を購入しています。
2014年1月現在、日本ではAGAのジェネリック薬はまだ認可が下りていない
どうしても入手したい場合はネットの個人輸入で手に入る
■実際にどの程度費用を抑えられるか。
では、具体的に先発薬とジェネリック医薬品ではどの程度費用が異なるのでしょうか。 例えばプロペシアであれば、通常の２８日分で、およそ８１８０円となっています。 この点、ジェネリック医薬品のフィナックスであれば３０錠で2280円、フィンペシアであれば１００錠で3380円ほどとなっています。 つまり、種類にもよりますが、安いものだと１０分の1の費用でジェネリックを購入することができます。 一日当たり40円前後ならＡＧＡ治療に取り入れやすいですね。