AGA治療では事前の診察がとっても重要！
ＡＧＡの治療も他の病気の治療と同じように、まずは治療を受ける本人の頭皮や体の状態を知るために、様々な問診や触診、血液検査や必要ならば遺伝子検査も行われます。
では具体的にどのような診察が行われるのでしょうか。
■まずは問診からスタート
まず専門医が行うのがカウンセリングです。現在頭皮にどのような悩みを抱えているか、髪の状態はいつからどのような状態か、どのような毎日を過ごし、生活習慣を持っているかなどが診られます。
頭皮だけでなく、その原因となる日々の生活習慣に至るまで詳細にカウンセリングが行われるというわけですね。
また、ＡＧＡは治療期間が数か月に及ぶものなので、通院可能かどうかや治療の費用の説明なども綿密に行われる場合があります。
専門医や専門スタッフと直接話ができる問診は、頭皮の悩みを的確に伝えることでより自分に合った治療を受けられることに繋がるので、ぜひ具体的に日頃の頭皮や自分の生活習慣を正しく伝えたいものです。
頭皮だけでなく生活習慣チェックも行われる
問診で自分の状況を正しく伝えましょう
■問診の次は触診で頭皮を確認・撮影
頭皮の状態の確認は視診だけでなく、マイクロスコープなどの特殊な医療機器を用いて行われます。
また、実際頭皮や髪の状態を専門医が触診で確認することで、どのようなタイプのＡＧＡか、治療の方針を決める手がかりの一つになります。
また今後の治療にあたって、頭部がどのように変化していくかを知るために、頭部の撮影を行うことも多いようです。
特殊な機器で細かくチェック！
経験豊富な専門医が触診によりチェック！
頭部を撮影し経過をチェック！
■血液検査や遺伝子検査も行われます
薬を安全に処方するために、血液検査で肝機能の検査が行われます。
肝機能の数値によってはＡＧＡ治療薬として有名なプロペシアが処方できないこともあるからです。
また、遺伝的にＡＧＡの要因があるかどうかを明らかにするために、遺伝子検査を行う医療機関もあります。
遺伝子検査は髪の毛1本からでも検査をすることができる上に、遺伝的にＡＧＡになりやすいかどうかを正確に判断することができます。